京都の西洞院通りにあるhotel tou nishinotoin kyoto by withceedで
ModuleX®をご採用いただきました。
陰影の効いた落ち着いた雰囲気で、
「奥」というホテルのコンセプトを具現化して欲しいという
お客様のご要望にお応えするため、明確な「光」と「影」を空間に表現し、
光と影で奥まで導かれるような照明計画をおこないました。
エントランス入口の通路は、銅板に周りの景色が映り込み、歩を進めるごとに
光の在り処が変化し、期待を膨らませながら奥へと誘う
エクソルテーションライティング®の効果があり、全体として陰影の効いた
サニティライティング®効果を発揮している光環境とのギャップを
生み出しています。空間に器具の存在感を感じさせないModuleX®の
器具の特性が活かされた空間となっています。
エントランスロビーは真っ直ぐに伸びた
ウェイティングソファーの床をライン状に照らすことで、
訪れたお客様を奥のチェックインカウンターへと誘います。
レストランから見える中庭は、日中は自然光との関係を
シームレスに繋ぎながら、樹木、石のアートを照射し、
日没以降は照射する光を床付近に集めることで光の重心を下げて
落ち着いた雰囲気に仕上げ、時間の移ろいに合わせた中庭での
表情の変化を感じながら、ゆったりとお過ごしいただける空間としています。
また、地下1階の大浴場は、凸凹のある壁面を陰影によって印象付け、
静寂感のある落ち着いた空間を演出しながら、滑りやすい足元へ注意を促す
照明効果をもって安全性を確保しています。
浴室のように特殊な照明器具が必要な環境であっても、
室内環境と変わらないライティングデザインを行うことができることが
ModuleX®の大きな特徴の一つです。
当社独自の照明環境制御技術、ModuleX® Controlsを用い、空間、時間に
連続的な繋がりを持たせたタイムシークエンスデザイン®︎と
時間に加え、人の動きを考慮したダイナミックライティングデザイン™️を
取り入れ、最小限の照明器具台数で、陰影の効いた落ち着いた雰囲気をつくり
和の伝統文化が継承されたデザインが際立つライティングを計画しました。
プロジェクト名 | hotel tou nishinotoin kyoto by withceed |
ホテル経営 | ウィズシード・ホスピタリティ・マネジメント株式会社 |
デザイン | SUPPOSE DESIGN OFFICE |
ModuleX ソリューション フォーメーション |
ModuleXソリューション本部 長尾懐里 |
写真撮影 | 株式会社OFP 長谷川健太 |
主要器具 | ConsciLed、MOD's、ModuleX Controls、ModuleX60、ModuleX80 |
所在地 | 〒600-8327 京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455 |
URL | www.hotel-tou.com |
プロジェクト名の敬称は省略させていただき表示しています。