福岡の⼤濠公園からほど近い交差点に⾯した3階建てのビル改修計画にて
ModuleX®をご採⽤いただきました。
建物の築年数による落ち着きや佇まいはそのままに、
1階をナチュラルワインとコーヒーを扱うカフェ・ワインバー「ÉCRU」
2階は多⽬的キッチンスペース、3階はプライベートラウンジへ改修し、
内部から新しい空気感が街角に浸透することをご要望としていただきました。
ご要望を実現するため、建築という⼤枠はそのままに、内包する物や事の変容を
伝えるために極⼒シンプルな光環境をライティングコンセプトとしました。
照明器具や光そのものが主張せず、光の強弱によって空間⽤途を表現する
照明計画を行いました。
1階のカフェ・ワインバーでは当社独⾃開発の照明設計技法である
視野⾓内ライティングモデュレーション®を駆使し、お店の顔である
ワインセラー室が印象的に⽬に⼊るように光のバランスを整えました。
また、Filter Lighting®デザインを⽤いることで、カウンターを
中⼼とした柔らかな陰影が空間全体へ広がっています。
2階と3階では均⻫度を追求した当社独自開発の光学性能で使いやすい
SLEEK PLATFORMの器具を使⽤し、最低限の灯数によるシンプルな
レイアウトと空間⽤途に合わせた配光や明るさの違いにて光環境を
構築しています。
プロジェクト名 | 草香江ビル |
設計 | ケース・リアル |
ModuleX ソリューション フォーメーション |
ライティングデザイナー 小山良平 |
写真撮影 | 水崎浩志 |
主要器具 | MOD's、ModuleX Controls、ModuleX60、ModuleX80 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区草香江1丁目 |
プロジェクト名の敬称は省略させていただき表示しています。