青果の美味しさを多くの方に知ってもらいたいと、
老舗青果仲卸業者の船昌様が新業態として青山にOPENされた
青果レストラン「DEK 青山」にてModuleX®をご採用いただきました。
1階はオープンテラス席から室内まで一体感のある開放的な
「DEK KITCHEN」、
2階はフルコースを味わえる上質な空間の「DEK DINING」で、
甲板が由来の「DEK」にちなみ、クルーズダイニング=船卓を
イメージした空間デザインです。
1階は活気のある賑やかさを演出するための、柔らかく光るボール型の
ペンダントライトを主役とするため、料理やディスプレイを魅力的に
見せるために使う照明器具は、存在を消す最小サイズである
ModuleX®60ダウンライトとシャープな印象を与えるトリムレスフレームを
ご採用いただきました。特に日没後はテーブルやディスプレイが
際立ちながらも、まるでペンダントライトだけで空間が構成されているような
効果を演出することができました。
また、当社独自開発の照明設計技法であるスペクトルデザイン®︎手法を用いて、
食事をする落ち着いた光色と青果を際立たせる光色の両立を行いました。
アイランドキッチン脇にある青果ディスプレイを照射する照明だけは、
少し白味のあるスペクトルを採用し、野菜や果物の鮮やかな色を引き立たせ、
美味しそうに見せる演出を行っています。
実際の船舶を想像させる照明のついた階段を上ると
2階は濃い色味の木を基調とした落ち着いた空間が広がります。
フルコースを味わう時間と空間を楽しむことができるよう、
当社独自開発の照明設計技法である視野角内ライティングモデュレーション®︎
手法を用い、空間の中のどこにどれくらいの輝度バランスが必要かを
検証しました。
店の骨格であるシェフズキッチンに光を集中させ、活き活きしたライブ感を
際立たせ、食事をするテーブル周辺は落ち着いた明るさにしています。
空間に抑揚のある光環境をつくり、1階に比べ非日常的な空間を
ご提案しました。
照明環境制御技術であるModuleX®Controlsにより、時間に合わせて
照度バランスをコントロールしながら季節や時の移ろいに寄り添う光環境を
構築しており、いつ行っても居心地良く、ライブキッチンと旬の青果を
楽しめる空間となっています。
プロジェクト名 | DEK 青山 |
インテリアデザイン | BaNANA OFFICE INC. |
ModuleX ソリューション フォーメーション |
シニアライティングデザイナー 長尾懐里 ライティングプランナー 天羽麻衣 システムインテグレーション 曽根利明 |
主要器具 | ConsciLed、For downlight、ModuleX Controls、ModuleX60、ModuleX80 |
所在地 | 東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山 |
電話番号 | 03-6803-8507 |
URL | https://dek.world/ |
プロジェクト名の敬称は省略させていただき表示しています。